新年になりました。
同窓会のホームページでは、ご挨拶が遅れましてすみません。
改めまして、
新年あけましておめでとうございます。
今年は、元号が変わるとともに、オリンピックの準備などせわしい年になりそうです。
多くの変革が起こり、新しい門出になる年であるかもしれません。
中央中等教育学校の生徒さんや卒業生さんにとって、同窓会と各個人、個人の関わりは様々でありますが、
同じ地にある学び舎から巣立ったことは、事実であり、誰しも否定できません。
中央高等学校の同窓会が、この地に、意志を継ぐ学校として中央中等教育学校の設立に協力したからこそ今の中央中等教育学校があるわけです。
また、中央高等学校の卒業生が、この趣旨を理解し、近年、新たに中央中等教育学校の教育のためにと寄付をしてくださる方が増えております。
中央高校出身者が、現中央中等教育学校を訪れると、歓迎してくれる現在の生徒さんの姿を見れば、絆を感じることと思います。
中央中等教育学校の1期生や2期生など早い時期に卒業された方は、中央高校生徒と同じ学び舎で過ごしたにも関わらず、高校と中等教育学校のカリキュラムが違ったことや先生方も分かれていたことから、違う学校が同じ校舎にあったような錯覚を持たれている方も多いのかもしれません。
しかし、ともに過ごした朋友祭がありました。両校のPTAや両校の生徒さんと出店(でみせ)や催しもの、餅つきなどを行い盛り上がったあの一体感を思い出してほしいと思います。
なお、学校では現在ホームカミングデイなどを行って、社会に存在感のある新しい学校としての形を模索をしています。
中央中等教育学校の卒業生は、県外や国外でたくさんの方々が活躍してくださっているのは、十分に承知していますが、中等教育学校卒業生が、もっと母校に関心をもってくださることを切にお願いいたします。
卒業生の皆さんがうけた教育は、国から支援された資金が使われていた部分も大いにあったことを自覚していただき、これからは中等教育学校を私たち卒業生が支援していかないと、群馬にあり世界標準の学校として、ローカリズムから離れた新しい学校としてスタートした意味が薄れ、
単なる群馬の進学校となっては・・・いかにももったいないと私は考えております。
異論を持たれる方もあるにせよ、どうか、まずは、関心をもっていただくことを繰り返しお願いいたします。
群馬中央同窓会長 大畠聡