早いもので、6年間という中等生としての生活も、あと1か月で終わりとなります。

それぞれの進む道は、それぞれ違いがあるでしょうが、ともに過ごしたこと、そして、母校であることは変えようがありません。

離れることで、違った景色に見えてきたりするかもしれませんが、忘れないでほしいのは、母校の発展には卒業生の関りが必要だということです。

卒業生のアドバイスは、人生の指針の一部となるかもしれない。また、朋友基金から、同窓会からのバックアップが重要なのです。

ホームカミングデイや開校記念日、朋友祭、オープンスクールなど学校を訪れやすい機会は多くあります。

なるべく、多くの方々を誘って参加してほしいと思います。

 

また、突然の訪問であってもあなたを母校は暖かく迎えてくれることでしょう。

 

そして、卒業式の前日には、私たち卒業生の会である同窓会員となり、多くの分野で活躍している先輩たちとも出会う機会が訪れると思います。

同世代、同年代同士のお付き合いも気楽でよいものでしょうが、

異世代の意見を聞ける場に時間を作って参加してみてください。多くの人生のヒントをいただけることになるでしょう。

同郷の懐かしみが、異世代の先輩との緊張を和らげてくれて、得るものが多いのではないかと思います。

また過年度の卒業生も同じ気持ちでいてほしいと思います。

新入会となる6年生に、エールを送り、いつか、また、会える機会を楽しみにしております。

 

文責 大畠 聡